日米外相会談“日中関係改善”前向き評価
岸田外相は中国・北京で7日夜、アメリカのケリー国務長官と会談した。約2年半ぶりに日中首脳会談が開かれる見通しとなったことを受け、ケリー長官は関係改善への動きを評価した。
岸田外相は、日本と中国が7日、関係改善に向けて合意した内容などについてケリー長官に説明した。ケリー長官は「非常に建設的で前向きだ」と評価したという。
また、岸田外相は、北朝鮮に先月末に派遣した政府代表団が拉致問題の解決に向けた強い決意を最高指導部に伝えたと説明。その上で、拉致・核・ミサイル問題の包括的な解決を目指す方針は変わらないと強調し、日米の連携が重要だという認識で一致した。