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ベラルーシ、拘束された日本人男性に関する特番放送「日本の情報機関の活動が摘発された」

2024年9月6日 6:16
ベラルーシ、拘束された日本人男性に関する特番放送「日本の情報機関の活動が摘発された」

ベラルーシの国営テレビは5日、「日本の情報機関の活動が摘発された」として、拘束された日本人男性に関する特別番組を放送しました。

ベラルーシの国営テレビは5日、「東京から来たサムライの失敗」と題する特別番組を放送しました。

日本の情報機関に協力したとして、当局に拘束された日本人男性について、ベラルーシとウクライナとの国境に関する情報収集や軍事施設の撮影をしていたと伝えています。

国境付近では9000枚以上の写真を撮影したとしていて、映像では、拘束された男性が「写真を国家公安委員会へ渡すつもりだった」「犯罪だとわかっている」などと話す姿が映っています。

拘束された男性は、ゴメリ国立大学で日本語教師として働いていたとされる、中西雅敏さんとみられています。

大学のホームページによりますと、中西さんは現地で日本文化に関する展覧会も企画し、2021年には、現地メディアの取材に対し、「ベラルーシの人々が日本のような遠い国の文化に興味を持ってくれてうれしい」などと話していました。