北ミサイル発射 米国「情勢注視している」
【北朝鮮がミサイル発射】アメリカ国防総省は、ミサイルの発射を探知したことを明らかにした。また、「現時点では、アメリカや同盟国にとって脅威となるような兆候はないが、情勢を注視している」としている。また、ホワイトハウスも近く、声明を出す予定。
アメリカ政府は先月の核実験を受けても、北朝鮮が核やミサイル開発を放棄しない限り、対話に応じないとの姿勢を崩しておらず、今後も北朝鮮に大きな影響力を持つ中国への働きかけを強めるものとみられる。
一方、国連では、日本はアメリカなどと共同で、安全保障理事会の緊急会合の開催を要求した。関係者によると、北朝鮮を非難する声明などを出す方向で調整に入るとしている。
ある国連関係者は「ミサイル発射は国際社会への挑発行為であり、さらに厳しい経済制裁措置の検討に入ることになるだろう」と話している。