“役目を終えた”ファラージ党首が辞意表明
EU(=ヨーロッパ連合)からの離脱派の主要人物であるイギリス独立党のファラージ党首が4日、辞意を表明した。
ファラージ党首は4日、目標としていたEU離脱を達成し役目を終えたとして、2006年から務めていた党首の座を退くことを表明した。
国民投票でファラージ党首はジョンソン前ロンドン市長とともに離脱派の象徴的な存在として活動をリードし、勝利に貢献したが、これで2人とも当面、表舞台から退くことになる。
EUの離脱交渉を巡っては、保守党の党首選挙で有力とみられているゴーブ司法相とメイ内相は年内に交渉開始はないとの見方を示しており不透明な状況が続いている。