ミサ中の司祭切りつけられる インドネシア
インドネシアの教会で28日、ミサの最中に、司祭が男に切りつけられ、ケガをした。男の所持品からは、過激派組織「イスラム国」との関わりをうかがわせるものが見つかっている。
警察によると事件があったのはインドネシア、スマトラ島メダンにあるカトリックの教会で、ミサの最中に参列者を装った男が突然、刃物で司祭を切りつけた。司祭は腕にケガをし、男はその場で取り押さえられた。男は司祭を切りつける前、バックパックに入れていた爆弾を爆発させたが、参列者にケガはなかった。
男は18歳で警察が自宅を捜索したところ、過激派組織「イスラム国」のロゴに似たものが描かれた紙が見つかっていて、警察はカトリック教徒を狙ったテロの可能性もあるとみて調べている。