スペインテロ「イスラム国」か 13人死亡
スペインのバルセロナ中心部で17日、車が人ごみに突っ込むテロ事件が起き、これまでに13人が死亡、80人がケガをした。過激派組織「イスラム国」系の通信社が、戦闘員の犯行だと伝えている。
現場はバルセロナ中心部の、観光客にも人気の高いカタルーニャ広場周辺で、17日夕方、1台の車が群衆に突っ込んだ。地元メディアが目撃者の話として伝えたところによると、車は600メートルにわたって人々をなぎ倒しながら蛇行運転して進んだという。
地元当局によると、これまでに13人が死亡、80人がケガをした。車に乗っていた男は逃走した。
その後、事件に関連して2人が逮捕されたが、詳しいことはまだわかっていない。
バルセロナにある日本総領事館によると、日本人が巻き込まれたという情報はこれまでのところ確認されていないという。
こうした中、過激派組織「イスラム国」系の通信社は、先ほど、事件は戦闘員による犯行だと伝えた。「イスラム国」掃討作戦を行っている有志連合の参加国を狙った攻撃だとしている。