キラウエア火山 噴火活動が長期化する恐れ
アメリカ・ハワイ島のキラウエア火山で起きた噴火は3日の発生から丸2日以上が経過し、住宅5棟が焼けるなど被害が拡大している。専門家は、噴火活動が長期化する恐れがあるとしている。
ハワイ島のキラウエア火山では現在も噴火活動が続いている。AP通信などによると、溶岩流が住宅地まで押し寄せ、5日までに住宅5棟が焼け、避難した人は約2000人に増加した。アメリカ地質調査所の専門家は、噴火活動の終息の見通しは立っていないとしている。
アメリカ地質調査所の火山学者「(噴火)活動は今後も続くだろう。依然として、マグマが蓄積されているようだ」
活動は数週間から数か月、続くとみられるという。4日にはマグニチュード6.9の地震が発生するなど地震活動も活発化していて、予断を許さない状況が続いている。