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北京パラ閉幕「選手たちは分断されず団結」

2022年3月14日 0:49

10日間の熱戦が続いた北京冬季パラリンピックが13日、閉幕しました。ロシアによるウクライナ侵攻が続く中での開催となりましたが、国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長は、「選手たちは分断されることなく団結した」強調しました。

閉会式は、13日夜、北京市内のスタジアムで行われ、日本はクロスカントリースキーで金メダルを獲得した川除大輝選手が旗手を務めました。

また、ウクライナの選手も青と黄色の国旗を掲げ行進しました。

国際パラリンピック委員会・パーソンズ会長「(選手たちは)国や考えの違いで分断されることなく、共通の未来に向かって一つに団結したのです」

国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長はこのように述べ、各国の指導者に和平への取り組みを求めました。

「平和の祭典」を目指すパラリンピック期間中の「休戦決議」はロシアによって破られ、大会中も多くのウクライナ国民が犠牲となりましたが、開催国・中国は、これを事実上、黙認する姿勢を貫きました。