ロンボク島地震で地滑り 登山客ら下山開始
インドネシアのバリ島の東にあるリゾート、ロンボク島で起きた地震で、地滑りにより島の北部の山に取り残されていた登山客らが下山を始めた。
29日に起きたインドネシアのロンボク島を震源とするマグニチュード6.4の地震で、島の北部にある標高およそ3700メートルのリンジャニ山では、大規模な地滑りが発生した。
登山道がふさがれ、登山客554人が山の中腹に取り残されていたが、一部が下山を始め、これまでに255人が下山した。
デンパサールの日本総領事館によると、登山者名簿には日本人3人が含まれていたが、3人とも無事に下山したという。
この地震では、建物の下敷きになるなどしてこれまでに17人が死亡、少なくとも170人がケガをした。