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“近く2回目の米朝首脳会談”専門家指摘

2018年8月14日 5:10

中国の国内事情に詳しい東京福祉大学の遠藤誉国際交流センター長が、13日夜の深層NEWSに出演し、2回目の米朝首脳会談が近く行われ、朝鮮戦争の終戦宣言と北朝鮮の非核化リストが交換される可能性を指摘した。

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉氏「第2回の米朝首脳会談が近いうちに行われるだろう。北朝鮮が何が何でも欲しいのは(朝鮮戦争の)終戦宣言。ポンペオ(米国務長官)さんは『最低、非核化申告リストを出せ』と北の方に要求している。従って第2回の米朝首脳会談で同時交換で片や終戦宣言、片や非核化の申告リストを出すと思う」

遠藤氏は、北朝鮮の金委員長は軍部にアメリカとの対話路線を納得させるために終戦宣言を必要としていると述べた。

これに対して元外交官の宮家邦彦氏は、朝鮮戦争の終戦宣言は東アジアの安全保障環境に大きな影響を与えるため、慎重に構えるべきとの考えを強調しました。