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中国、米制裁関税“第3弾”に「対抗」へ

2018年9月18日 18:23

アメリカのトランプ大統領は、17日、中国への制裁関税「第3弾」を来週24日に発動すると発表した。対象となる中国製品は22兆円相当で、これまでで最大となる。

トランプ大統領は声明で、中国が知的財産権を侵害しているとして、制裁関税の「第3弾」を来週24日に発動すると発表した。対象となる中国製品はこれまでで最大の22兆円相当で、日用品など幅広い分野に及んでいる。

上乗せする税率はアメリカ国内の影響を考慮して10%からスタートし、来年1月1日に25%に引き上げるという。

トランプ大統領「去年は貿易赤字で42兆円を失った。もうこれ以上続けるわけにはいかない」

さらに大統領は、中国が対抗措置をとった場合、直ちに30兆円相当の中国製品に関税を課す「第4弾」を行うと強く警告した。

一方、中国政府は「対抗せざるをえない」として報復措置をとる考えを示した。また、事態の打開策を探るためのアメリカとの協議について「対話が唯一の正しい道」としながらも、「アメリカ側に誠意がみえない」として、協議に応じるかどうかは明言しなかった。