15日の東京株式市場で日経平均株価は、7月中旬以来およそ3か月ぶりに4万円台を回復しました。

前日のニューヨーク市場でダウ平均株価の終値が最高値を更新し、史上初めて4万3000ドル台に乗せました。また、為替も1ドル＝149円台後半と円安基調が続いていることから、東京株式市場でも取引開始直後から買い注文が多く入り、4万円台に戻した形です。

また、15日に衆議院選挙が公示され、12日間の選挙戦が始まります。これまで選挙中には、投開票日に向けて株価が上昇していくパターンが多い傾向があります。ただ、市場では選挙戦の動向を見極めたいという思惑も強く、選挙が株価にどのような影響を与えるかは不透明です。