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玉城知事 NYで“移設反対”協力呼びかけ

2018年11月12日 10:39

アメリカを訪問している沖縄県の玉城デニー知事が11日、ニューヨークで講演し、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設を止めるために「日本とアメリカの市民の輪を広げたい」と協力を呼びかけた。

玉城デニー知事「沖縄だけに解決策を問うのではなく日本とアメリカの市民のみなさんが自分のこととしてとらえ、太平洋を越えて、つながって、行動する輪を広げていただきたい」

ニューヨーク大学で講演した玉城知事は、基地移設反対は「反米、反基地というイデオロギーの問題ではなく生活者の声だ」とした上で「アメリカ政府、沖縄に駐留したアメリカ人、その家族にも自分の問題として考えてほしい」と訴えた。アメリカで辺野古への基地移設反対の世論を喚起したい考え。

その上で解決には日本政府、アメリカ政府、沖縄県の3者協議が必要と指摘、「日本だけでなくアメリカも当事者だ」と協力を呼びかけた。