北方領土の引き渡し「反対」74% ロシア
通算24回目となる安倍首相とロシアのプーチン大統領の会談を前に、ロシアの世論調査機関が先月30日、ロシアの7割以上の人が北方領土の引き渡しに反対という調査結果を発表した。
ロシアの独立系世論調査機関「レバダセンター」は先月30日、日露関係に関する世論調査の結果を発表した。
この中で、平和条約の締結と経済協力の発展のために、北方領土の複数の島の引き渡しを賛成するかという問いに対して、「反対」と答えた人が74%、「賛成」と答えた人は17%だった。
依然として、島の引き渡しには厳しい姿勢がうかがえる。
調査は、11月22日から28日の間に、18歳以上の1600人を対象に行われたという。