航空機の廃材でピンバッジを製作 JALグループ整備士
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日本航空グループの整備士が廃棄される航空機の部品を使ってピンバッジを製作しています。
成田空港にある日本航空の格納庫では機体整備をおこなうJALエンジニアリングの航空整備士がピンバッジを製作していました。
使われているのは役目を終えて廃棄される航空機の部品で、おもにエンジン周りの部品の補強や修理に使用される「チタン合金」の端材です。
この端材を精密機械を使って航空機の形に切断したり、日本航空のロゴを入れたりするなどきめ細かい作業をおこないます。
今回、製作したピンバッジは日本航空のフラッグシップ「A350-1000」と70年前、国際線が運航された当初、主力機として活躍していた「DC-6B型」の2種類で整備士約40人が携わり合わせて16個を2日かけて仕上げました。
この企画を考案した整備士の大島亮祐さんは「航空機を身近に感じてもらい、将来航空業界に興味を持ってくれる人が増えたらうれしい」と話しています。
ピンバッジは横浜高島屋のイベントスペースで販売されているほか、空の日のイベントなどでも販売される予定です。