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OPEC総会“産油量の削減を継続”で合意

2018年12月7日 5:20

OPEC(=石油輸出国機構)は6日、オーストリアのウィーンで総会を開き、産油量の削減を続けることで合意した。日本のガソリン価格などにも影響が出そうだ。

ロイター通信によると、OPEC加盟国は総会で、下落の続く原油価格に歯止めをかけるため、来年1月以降も減産を継続することで合意した。しかし、具体的な減産幅については6日は結論が出ず、7日にロシアなどOPECに加盟しない産油国と協議した上で、決定するという。

アメリカのトランプ大統領は「原油の値上がりは誰も見たくない」としてOPECに減産しないよう求めていたが、これを拒否した形。

原油価格は今年10月以降、大きく値下がりしていたが、今後、日本のガソリンや灯油の価格にも影響が出そうだ。