国際宇宙ステーション開放へ 民間人滞在も
NASA(=アメリカ航空宇宙局)は7日、ISS(=国際宇宙ステーション)をアメリカの民間企業に開放し、民間人が滞在できるようにすると発表した。
NASA担当者「NASAはこれまで行ってこなかった商業活動に国際宇宙ステーションを開放する」
NASAは7日、会見を開き、地球の周回軌道上にあるISSを早ければ来年からアメリカの民間企業に開放すると発表した。民間人が滞在し、生産や広告などの企業活動で使用できるという。
民間人の打ち上げは年間で最大2回までとしていて、1回あたり最大30日間まで滞在できるとしている。
滞在中の食料や空気などはNASAが提供し、滞在費用は1泊あたり約370万円と試算されている。
NASAは2024年までに再び月に宇宙飛行士を立たせるとしていて、実現に向けて民間から得られるお金を有効活用する狙いがある。