民家に爆弾が落ちる事故 7人負傷、うち2人が重傷 近くで米韓合同演習 韓国・ソウル郊外
韓国・ソウル郊外で6日午前、民家に爆弾が落ちる事故がありました。近くの訓練場で韓国軍とアメリカ軍による合同の演習が行われていて、爆弾は戦闘機から誤って落とされたものでした。
地元消防によりますと、6日午前10時すぎ、ソウル郊外にある抱川で「民家に爆弾が落ちた」との通報があったということです。
通報があった地域では住宅など3棟に被害が出ていて、これまでに7人の負傷が確認されています。このうち2人は重傷だということです。
近くの訓練場では、6日からアメリカと韓国の合同演習が行われていて、韓国軍は「戦闘機から爆弾8発が誤って投下され、訓練場の外に落ちた」と明らかにしました。
韓国メディアによりますと、落とされた爆弾はサッカー場ほどの大きさを破壊する威力があると伝えています。
軍は謝罪をするとともに、詳しい経緯を調べるとしています。