アメリカ・カリフォルニア州のイベント会場で起きた銃の乱射事件で、地元警察は２９日、現場で射殺された容疑者を１９歳の男と特定したと発表した。

この事件は２８日、カリフォルニア州北部の街、ギルロイで行われていた食のイベント会場で、男が銃を乱射し、６歳の男の子を含む３人が死亡し１２人がケガをしたもの。容疑者は現場で射殺されたが、地元警察は２９日、この容疑者を１９歳の男と特定したと明らかにした。

犯行動機は分かっていないが、ロイター通信によるとこの男は犯行の前日、山火事に注意するよう警告する写真や人種差別主義を示唆する標語をＳＮＳ上に投稿していたという。

また、事件ではもうひとり容疑者がいたとの目撃情報があるが、警察は現時点で確認できる情報はないとしていて引き続き情報収集に努める方針。