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銃乱射で男拘束 ヘイトクライムの可能性も

2019年8月4日 12:58

アメリカ・テキサス州のショッピングモールで3日、銃の乱射事件が発生し、20人が死亡し、26人がケガをした。21歳の白人の男が拘束され、警察は、ヒスパニック系住民へのヘイトクライムの可能性も視野に捜査している。

事件があったのは、メキシコとの国境の町・テキサス州エルパソ。警察によると、現地時間の3日午前、多くの客でにぎわうエルパソのショッピングモールで男がライフルを乱射し、20人が死亡し、26人がケガをしたという。

警察は、容疑者として21歳で白人の男1人を拘束したと発表した。事件前、インターネット上には「この攻撃は、テキサス州へのヒスパニックの侵略に対するものだ」などとする犯行声明文が投稿されていて、警察は、事件との関わりを調べるとともに、憎悪犯罪、いわゆるヘイトクライムの可能性も視野に捜査している。

現地の日本総領事館によると、これまでに日本人が巻き込まれたとの情報はないという。