中国政府、入国者の隔離期間を「1週間」に短縮
中国政府は、新型コロナウイルスの感染対策として入国者に求めている隔離期間を1週間に短縮すると発表しました。
中国の衛生当局は28日、海外からの入国者に義務づける集中隔離期間について、現在の14日間から7日間に短縮すると発表しました。さらに、隔離後に自宅で過ごす健康観察も7日間から3日間に改訂するとしています。
衛生当局は会見で、「隔離の短縮は感染予防策を緩めることを意味しない」と強調した上で、潜伏期間の短い「オミクロン株」の特性を考慮したものだと説明しました。
中国では厳しい「ゼロコロナ」政策のもと、 感染者は減少傾向にありますが、冷え込んだ国内経済を早期に改善したい狙いもあるとみられます。