ゼレンスキー大統領「決定は下された」 反転攻勢近い時期か ロシア軍は2日連続でキーウ攻撃
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍に対する本格的な反転攻勢について、「決定は下された」として近い時期に行われることを示唆しました。
ゼレンスキー大統領「タイミングが最も重要だ。どのように前進するかのタイミングです。我々は決断したのです」
ゼレンスキー大統領はこのように強調しました。焦点となっていたロシア軍への本格的な反転攻勢の準備が整い、開始の時期が迫っているとみられます。ただ、具体的な日時は明らかにしていません。
こうした中、ロシアのモスクワ近郊で、複数の住宅がドローンによる攻撃を受けました。モスクワ市長によりますと、2人が軽いケガをしたということです。ロシア国防省はウクライナによる攻撃とした上で、「すべてを撃ち落とした」と発表しています。
一方のロシア軍も、2日連続でウクライナの首都・キーウをミサイルなどで攻撃しました。この攻撃で高層マンションで火災が発生し、1人が死亡、少なくとも4人がケガをしました。