ウクライナ東部ルハンシク州店舗に砲撃…20人死亡
ロシアが一方的に併合したウクライナ東部ルハンシク州の店舗が3日、砲撃を受け、ロシア非常事態省は、これまでに20人が死亡したと発表しました。
ロシアメディアが地元当局の情報として伝えたところによりますと、ロシアが実効支配するウクライナ東部ルハンシク州のリシチャンスク市にあるパン屋が3日、砲撃を受けました。
ロシア非常事態省は、この砲撃でこれまでに20人が死亡した、と発表しました。地元知事は「がれきの下にはさらに数十人の市民がいるかも知れない」とSNSに投稿し、犠牲者がさらに増える可能性を示唆しました。
この砲撃についてロシア外務省のザハロワ報道官は声明を出し、「ウクライナのネオナチによるテロ行為だ。攻撃は西側の武器で行われた」と強く非難しました。
また、ロシア南西部のヴォルゴグラード州では3日、撃墜した無人機が製油所に落下して火災が発生するなどしました。
こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は1日未明に、ウクライナの特殊部隊がロシアのミサイル艇を撃沈したことについて「この強さに感謝する」と述べ、勲章を授与しました。