ヨルダンの米軍施設に無人機攻撃 兵士3人死亡 バイデン大統領、報復示唆
アメリカ軍は28日、中東・ヨルダンにあるアメリカ軍の施設が無人機による攻撃を受け兵士3人が死亡したと明らかにしました。
アメリカ中央軍は28日、シリア国境に近いヨルダン北東部のアメリカ軍の施設が無人機による攻撃を受け、兵士3人が死亡し少なくとも34人がけがをしたと発表しました。
バイデン大統領は声明で、今回の攻撃について事実関係を調査中としながらも、「シリアとイラクで活動するイランの支援を受けた過激派武装組織によるもの」との見方を示しています。その上で「時期と方法を選び、責任を追及する」として報復を示唆しました。
バイデン大統領
「3人の勇敢な兵士を失った。対抗しなければならない」
アメリカメディアによりますと、去年10月にイスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘が始まってから中東でアメリカ軍に死者が出たのは初めてで、地域情勢の一層の緊迫化が懸念されます。