EU＝ヨーロッパ連合への加盟に向けてウクライナ政府内の汚職体質の一掃を目指すゼレンスキー大統領は28日、自らの2021年と2022年の所得を大統領府のホームページで公表しました。

ウクライナ大統領府によりますと、2021年の大統領と家族の収入は1082万4507フリブナ、日本円でおよそ4215万円と前年から半減しました。2022年は369万2683フリブナ、日本円で約1438万円とさらに減少したとしています。

その理由について大統領府は、「ロシアによるウクライナ侵攻の結果、国内でのリース契約が一時的に終了したことによる」と説明しています。

政府内での汚職の蔓延が指摘されているウクライナは、EU加盟に向けて政府による調達などの透明化と汚職体質の一掃を進めています。

■画像：ウクライナ大統領府ホームページより