ペルー政府が新しくつくった公園では、遊具に意外な材料が使われていました。

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南米ペルー。公園の遊具で楽しむ子供たち。一見、普通の光景に見えますが、実はこれらの遊具、意外なモノから作られています。それは、押収された武器です。

拳銃を使用した強盗事件が多発するペルー。強盗や窃盗事件は年間に22万件以上も起きています。（※2022年　外務省による）

そこで、政府は武器の流通を抑えるため、押収した銃などを溶かした上で遊具や運動器具に生まれ変わらせたのです。この公園を作るため6000個以上の武器が使われたといいます。

地元住民
「近くに学校があるのに、ここでは常に強盗や脅迫事件が起きていました。犯罪に使用された武器が違った形で使われるのはいいことだと思います」