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2020年4月16日 2:00

日韓関係は…韓国与党が過半数の見通し

15日に投開票が行われた韓国の総選挙は、文在寅政権を支える与党側が過半数の議席を獲得する見通しです。今後の日韓関係への影響は? 原田記者の報告です。

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韓国の国会議員300議席をめぐる4年に一度の総選挙は、与党側が過半数を獲得する見通しです。

文政権に対する「中間評価」との位置づけで、本来は経済や北朝鮮政策などが主な争点になると見られていました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で状況が一変し、争点はウイルス対策に集中しました。

新たな感染者の増加は一日30人前後に抑え込まれ、政権与党は“韓国方式”の対策が世界から評価されていると大々的にアピールし続けました。

対する野党側は、分裂状態から選挙を前に集結して再起を図りましたが、明確な対立軸を示せず失速しました。

争点としては埋もれたものの、気になるのは今後の日韓関係に与える影響です。選挙中、知日派の李洛淵前首相に質問をぶつけました。

与党『共に民主党』李洛淵前首相「(Q:選挙後の日本との関係についてどのようなビジョンを持っている?)両国国民が生命の威嚇を受ける(コロナの)共同の危機の前に協調して協力するなら“既存の懸案”も緩和されるだろう」

両首脳が知恵を出し合い協力を模索すべきだと語った李前首相。

ただ、選挙後、李前首相以外では、日本とのパイプを持つ主要な議員が国会から姿を消すことになります。

文大統領の任期が残り2年あまりとなる中で、選挙後、日韓関係にどのように向き合っていくのか、注視していく必要があります。