日本時間9日午前、北アフリカのモロッコで、マグニチュード6.8の地震があり、少なくとも632人が死亡しました。

ロイター通信などによりますと、日本時間9日午前7時すぎ、北アフリカのモロッコ中部を震源とする大きな地震がありました。震源の深さはおよそ18キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.8と推定されています。

複数の都市で建物が倒壊するなどし、少なくとも632人が死亡、329人がケガをしたということです。

地震発生直後とみられる映像では、がれきで車が押しつぶされた様子などが確認できます。

地震は現地時間午後11時すぎに発生していて、今後、被害がさらに拡大する恐れもあり、当局が確認を急いでいます。

外務省によりますと、これまでのところ現地の日本人が被害に遭ったとの情報はないということです。