中国中部・湖南省の小学校前で車が複数の児童らをはねた事件で、香港メディアは20日、児童や保護者10人以上がケガをしたと報じました。

19日午前、湖南省常徳市の小学校の校門前で車が歩行者に突っ込み、複数の児童らがはねられました。

地元警察は車を運転していた39歳の男を拘束し、詳しい経緯を調べています。警察はケガをした人数については明らかにしていませんが、香港メディアは20日、児童や保護者ら十数人がケガをしたと報じました。いずれも命に別条はないということです。

中国では今月11日、広東省で車が暴走して35人が死亡するなど、住民や子どもを狙った無差別事件が相次いでいて、経済が低迷する中、社会に対する不満の高まりが背景にあるのではとの指摘もあがっています。