米累計死者数40万人超え 新型コロナ
新型コロナウイルスの最大の感染国・アメリカで19日、累計の死者数が40万人を超えました。
ジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、日本時間20日午前5時前の時点で、新型ウイルスによるアメリカの死者数は40万22人となりました。今年に入り、1日あたりの死者が4000人を超える日が相次いでいて、わずか1か月あまりで10万人増加しました。
現地メディアは、「政治的分断と科学の否定がアメリカからパンデミックを抑制する能力を失わせた」などと伝えています。
より拡散しやすいとされる変異ウイルスもすでに20州で確認されるなど、感染のさらなる拡大の懸念が広がっていて、ワシントン大学の研究所は、このままだと4月1日までに死者は55万人を超えるとの予測を示しています。