世界の新型コロナ死者数 200万人超える
世界全体の新型コロナウイルスによる死者数が16日、200万人を超えました。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、日本時間の16日午前3時の時点で、新型ウイルスによる世界全体の死者数は200万905人となりました。
国別では、アメリカが39万人に迫り最も多く、次いでブラジルが20万人以上、インドが15万人以上となっています。
去年1月に中国で初の死者が報じられて以降、死者数が100万人に達するのに8か月半ほどかかりましたが、その後、3か月半ほどで200万人に達しました。
変異ウイルスが世界的に広がった先月以降は増加のペースが加速していて、去年の年末以降は一日の死者数が1万5000人を超える日も出ています。
国連のグテーレス事務総長は、「200万人の魂の追悼として、世界はさらに団結して行動しなくてはいけない」とコメントしました。
特に新型ウイルスのワクチンについて、先進国を中心に接種が始まっているものの、途上国には「全くない」として、ワクチンは公平に分配すべきとの考えを改めて示しました。