米LA感染者急増…再び屋内のマスク義務化
全米各地で新型コロナウイルスの感染者が増加に転じる中、ロサンゼルスで再び、屋内でのマスクの着用が義務化されることになりました。
ロサンゼルスでは、1か月前に経済活動が全面的に再開され、ワクチンを接種した人はマスクの着用義務が原則なくなりました。ところが、その後、インドで確認された感染力の強いデルタ株が広がり、経済活動の再開直前には100人台だった新規感染者数が、およそ1500人にまで急増しています。
このため、当局は15日、ワクチン接種の有無にかかわらず、屋内の公共スペースでマスクの着用を再び義務化すると発表しました。17日の夜から実施されます。
アメリカでは14日時点の新規感染者数の7日間平均が前の週に比べおよそ7割増加するなど、感染が再び拡大しています。