ウクライナ各地にロシア軍の大規模攻撃…少なくとも3人死亡 越境攻撃への報復か
写真:ロイター/アフロ 避難する人々
ウクライナ各地で26日、ロシア軍による大規模なミサイル・無人機攻撃があり、少なくとも3人が死亡しました。ウクライナ軍の越境攻撃に対する報復とみられます。
ロイター通信によりますと、ウクライナのシュミハリ首相は26日、国内15の地域で、ロシア軍による大規模なミサイル・無人機攻撃があったと明らかにしました。「敵は様々な種類の兵器を使用し、けが人や死者が出ている」としています。
この攻撃で少なくとも3人が死亡し、各地のエネルギー関連施設に被害が出ているということです。
首都キーウでは停電や断水が起きるなど、混乱が生じています。
ウクライナ軍は今月、ロシア領への越境攻撃を開始していて、ロシア軍の今回の大規模攻撃は、その報復とみられます。
今回の攻撃を受けてウクライナ政府の高官は、西側諸国が供与した兵器によるロシアへの長距離攻撃を許可するよう、改めて訴えました。