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イスラエル、人質解放後「恒久的な停戦」の意思か 米報道

2024年4月28日 6:58

パレスチナ自治区ガザ地区の人質解放をめぐる交渉で、イスラエルが人質が解放された後には「恒久的な停戦」について話し合う意思を示したと、アメリカメディアが報じました。

イスラエルとイスラム組織「ハマス」による人質解放と戦闘休止をめぐる交渉は、仲介役のエジプトの代表団がイスラエルを訪れるなどして続けられています。

こうした中、アメリカのニュースサイト、アクシオスはイスラエル当局者の話として、イスラエルが新たな提案を行い、この中には人質の解放後「恒久的な停戦」について議論することも含まれていると報じました。

提案には、このほか、パレスチナの人々のガザ北部への帰還や、ガザを南北に分断している道路からイスラエル軍を撤退させることも含まれているとしています。

また、イスラエルのカッツ外相は27日、地元テレビのインタビューに対し、イスラム組織「ハマス」との交渉で人質解放の合意が得られれば、ラファ侵攻の作戦を「停止する」と述べました。

ただ、作戦の「中止」と「延期」のどちらを指しているかは明示していません。イスラエルは、これまで一貫してハマスの殲滅(せんめつ)まで戦闘を続ける姿勢を強調しており、一連の発言も交渉進展を狙ったポーズの可能性もあります。

一方のハマスは、拘束している人質の男性2人の映像を公開しました。イスラエルに譲歩を迫る狙いがあるとみられ、ギリギリの駆け引きが続いています。

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