無人機が平壌侵入か 北国防省“批判目的で韓国が飛ばした”最終調査結果を発表
北朝鮮国防省は韓国からの無人機が首都・平壌に侵入したと主張している問題について、北朝鮮を批判する目的で韓国軍が飛ばしたとする最終調査結果を発表しました。
北朝鮮国防省の報道官は国営メディア通じ、平壌で墜落した無人機に残されていた238回分の飛行履歴などを解析したと明らかにしました。
その結果、今月8日の深夜に無人機が韓国側から飛び立ち、平壌上空で北朝鮮の政権を批判するビラを散布した記録が確認されたということです。
こうしたことから、無人機を侵入させた「敵対的な挑発行為の主体は韓国の軍部であることは明白だ」と主張しています。
その上で、「主権侵害が再発すれば、挑発の原点は永遠に消え去るだろう」と警告しています。
一方、韓国軍は「北朝鮮の一方的な主張に応じる価値もない」とコメントしています。