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中国・浙江省 1月~3月の火葬遺体が去年の1.7倍に「ゼロコロナ終了で死者急増か」

2023年7月19日 23:42
中国・浙江省 1月~3月の火葬遺体が去年の1.7倍に「ゼロコロナ終了で死者急増か」

中国ではゼロコロナ政策転換後に死者が急増しましたが、浙江省では今年1月から3月に火葬された遺体の数が、去年の同じ時期の1.7倍に増加していたと台湾のメディアが報じました。

中国では、去年12月、厳しい「ゼロコロナ政策」を転換して以降、感染が爆発的に広がり、1か月あまりで6万人近くが死亡しました。しかし、公表された死者数は、在宅のまま死亡した人などは含まれておらず、実態を反映していないと指摘されていました。

台湾メディアは、浙江省が13日に公表した統計で、今年1月から3月までに省内で火葬された遺体の数がおよそ17万人と、去年の同じ時期の1.7倍に急増していたと報じました。インターネット上では、「ゼロコロナ政策の終了で死者数が急増したのが要因ではないか」との見方が広がっています。

浙江省はその後、公表した統計を削除しています。