「FTXトレーディング」創業者に有罪評決 詐欺などの罪
経営破綻した暗号資産交換所大手「FTXトレーディング」の創業者で詐欺などの罪に問われているサム・バンクマン・フリード被告に対し、陪審団は2日、有罪の評決を出しました。
「FTXトレーディング」の創業者、バンクマン・フリード被告は、顧客の資産を不正に流用したなどとして詐欺やマネーロンダリングなどの罪に問われています。
アメリカメディアによりますと、これまでの裁判でバンクマン・フリード被告は無罪を主張していましたが、ニューヨークの連邦地裁の陪審団は2日、7つの訴因すべてで有罪の評決を出しました。
この事件は、アメリカ史上最大級の金融詐欺とされていて、被告には最長で110年の懲役刑が科される可能性があるということです。
量刑は来年3月に言い渡される予定です。