倦怠感・動悸・めまい…コロナ後遺症は主に12種類 米研究機関
アメリカの研究機関は、新型コロナウイルスの後遺症の主な症状は12種類にのぼるとする研究結果を発表しました。
アメリカ国立衛生研究所が支援する研究機関は25日、新型コロナウイルスの後遺症に関する調査結果を発表しました。
成人およそ1万人を分析したところ、後遺症の主な症状は倦怠(けんたい)感、疲労、めまい、動悸(どうき)、慢性的なせきなど12種類で、感染後数か月から数年続くとしています。
また、2021年後半に発生したオミクロン株の流行前に感染した人の方が、流行後と比べて、後遺症が出る頻度が高く、重症度も高いことが分かったということです。
国立衛生研究所は、この研究を今後の治療法に生かしていきたいとしています。