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中国の内モンゴル自治区で砂漠化を防ぐ植林活動 徳島市出身の中国残留孤児・烏雲さん5年ぶりに徳島に戻る【徳島】

2024年9月5日 17:59
中国の内モンゴル自治区で砂漠化を防ぐ植林活動 徳島市出身の中国残留孤児・烏雲さん5年ぶりに徳島に戻る【徳島】
中国の内モンゴル自治区植林活動を行う、徳島市国府町出身の中国残留孤児烏雲さん(日本名:立花珠美さん)が、9月5日に5年ぶりに徳島に戻ってきました。

烏雲さんは、徳島県内の市民グループと協力し、中国・内モンゴル自治区で、砂漠化を防ぐ植林活動を行ってきました。

これまでに約600ヘクタールを緑豊かな土地に変え、日中友好に貢献してきました。

9月5日午前、徳島阿波おどり空港に、86歳になった烏雲さんが車いすに乗って現れました。

歓迎の垂れ幕を見ると、烏雲さんは車イスから立ち上がります。

烏雲さんは日本の親族や、中国で一緒に植林活動を行ったメンバーらに迎えられ、5年ぶりとなる再会に思わず涙がこぼれました。

(烏雲さんの義理の姉 立花英子さん(92))
「本当にきょうの状態を見て、嬉しいです。車イスやいうけん、どんななにかと思ってね、元気であった人がと思ったんやけどね。元気なのを見てびっくりしました、嬉しいです」

(徳島市出身の中国残留孤児 烏雲さん(86))
「とても感激しています。私の親戚に会えるし、たくさんの友達に会えるし、故郷徳島に戻ってきたことをとても感激しています」

9月6日からは徳島市の北井上中学校の生徒や市民グループのメンバーらと交流を行い、徳島には9月7日まで滞在する予定です。
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