パリ五輪出場 ウガンダの女子マラソン選手、交際相手から火つけられ死亡
ウガンダの陸上連盟は5日、パリオリンピックの女子マラソンに出場したレベッカ・チェプテゲイ選手が、交際相手から火をつけられて死亡したと発表しました。
ウガンダの陸上連盟などによりますと、チェプテゲイ選手は、ケニアで1日、交際相手の男からガソリンをかけられた上で、火をつけられて、病院に搬送されていましたが、5日、全身にやけどを負ったことなどから死亡しました。
地元当局が殺人事件として調べを進めていて、ウガンダの陸上連盟は、「このような行為を非難し、正義を求める」とコメントしています。
ウガンダやケニアなど東アフリカでは、女性への暴力事件が多発していて、2022年のケニア政府のデータでは、15歳から49歳の女性のおよそ34パーセントが身体的な暴力を受けるなど、社会的な問題となっています。