【戦時下の高校生】軍に入りたい… 二人の選択と友情 ウクライナの高校生が見つめる"将来"『every.特集』
ロシアによるウクライナ侵攻開始から1年9か月が経ったいまも、終わりの見えない戦闘が続いている。国連が11月に発表したデータによると、ウクライナ側の民間人の犠牲者は1万人以上に。
学校もロシア軍の攻撃にさらされている。子どもたちは空襲警報が鳴ると、授業を中断してシェルターに避難しなければならない。止血の方法を学ぶ授業も行われている。
戦時色の強まる学校生活で、こどもたちはいま何を思っているのか。NNNは、高校2年生のクラスを取材した。
「空襲警報で授業が中断されるせいで、勉強に集中できません」
「シェルターにいるときはヘッドホンで音楽を聴いて、一秒でも早くこの時間が終わるように祈っています」
ミサイル攻撃におびえる日々。こどもたちが描いていた将来は、ロシア軍の侵攻により大きく様変わりした。ヤロスラフくんとイェゴルくん。クラスメイトのふたりは、正反対の道に進もうとしている。
将来軍に入りたいというヤロスラフくんは、「ロシアに対して“憎しみ”がある」と話す。その胸のうちには、侵攻直後のある記憶が。
一方で、軍に入りたくないというイェゴルくんは「いつか戦場に行かなければならない日が来るかもしれない」と諦めをにじませる。その思いとは。
※詳しくは動画をご覧ください。(2023年12月8日放送「news every.」より)