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秋田大学に11年ぶりの新たな学部誕生 県内外から若い世代を呼びこむきっかけづくりに

2024年7月24日 18:12
秋田大学に11年ぶりの新たな学部誕生 県内外から若い世代を呼びこむきっかけづくりに

秋田大学に来年春、人工知能(AI)や、情報・通信の分野に関する知識や技術を身につけるための新たな学部が誕生します。新たな学部ができるのは11年ぶりで、人口減少が進む中でも県の内外から若い世代を呼び込むきっかけづくりにもしたい考えです。

来年4月、秋田大学に誕生するのは、「情報データ科学部」で、定員は100人です。新たな学部の設置とともに、いまの「理工学部」が、「総合環境理工学部」へと名前を変えます。

新たな学部ができるのは、2014年に設置された国際資源学部以来、11年ぶりです。

情報データ科学部では、人工知能(AI)や、情報・通信技術に関する知識や技術を身につけてもらい、地元でも活躍できる人材の育成を目指します。

秋田大学・南谷佳弘学長
「今、洋上風力とか様々なことがどんどん進んでいますので、そういったところの本社機能、支社機能みたいなものが秋田にかなり来ていると聞いてます。そういったところで役立つような人材になってくれればと思っていますし、今まで秋田県になかったような企業が来て、秋田大学で卒業した学生を採用していただければなと思ってます」

理工学部から名前を変える、総合環境理工学部でも、脱炭素社会の実現に貢献する人材の育成を目指します、

県人口が90万人を割り込んだことが明らかになりましたが、南谷学長は、新たな学部の設置が、若い世代の学生を県内に増やすきっかけになることも期待しています。

秋田大学・南谷佳弘学長
「もちろん秋田県の卒業生の人にいっぱい入ってほしいと思います。それだけではなく、例えば他の県からもこういったことを学びたいとか、あとは外国から留学してくるような方たちで学んでいっていただいて。だんだん秋田も変わっていくことを私も期待しています」

秋田大学は、27日に、大学内の見学や模擬授業の体験ができるオープンキャンパスを開き、新たな学部についても詳しく紹介することにしています。

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