高校生が建設機械の操作を学ぶ 湯沢市
建設業の人材確保につなげようと、湯沢市で高校生を対象にした講習会が開かれました。生徒たちは建設機械の操作方法を学びながら資格の取得にも挑戦しました。
高校生がアクセルを踏みハンドルを握るのは建設現場で土などを運ぶ車両です。
講習会は建設業の魅力を若い世代に知ってもらい人材の確保につなげようと、雄勝建設業協会が企画したものです。6回目となった今年は湯沢市や横手市などの高校の生徒31人が参加しました。
真剣な表情で臨む生徒たち。その理由は講習を受けると工事現場に欠かせない建設機械の運転資格を取得できるからです。
16歳以上であれば取得できる「小型車両系建設機械」の資格の取得を目指し生徒たちが建設機械の操作方法を学びました。
男子生徒
「すごく楽しかったです」「将来何やるかまだ決まってないんですけど、こういうの覚えておけば使えると思うので大事にしたいと思います」
女子生徒
「難しいとは思ってるんですけど、楽しいがいま勝ってます。私事務系にって思っているんですけど、こういう仕事も視野に入れて、将来の見える幅が広がったなって思います」
雄勝建設業協会女性部会 千葉愛さん
「若い人にもこういう仕事があるんだっていうことで、まず触れてもらうことが大事なのかなと思ってます」
講習会は26日金曜日まで開かれ、ダムや国道の建設現場見学のほか、塗装工事などの体験も行われます。