米トランプ大統領、施政方針演説「世界平和のための計画示す」
アメリカのトランプ大統領は、日本時間5日午前11時すぎから、第2次政権発足後、初めての議会演説となる施政方針演説を行っています。中継です。
ウクライナへの軍事支援を一時停止する中、トランプ氏がロシアとウクライナの和平交渉をめぐり、どのような発言をするのかが焦点です。
トランプ大統領「歴代政権が4年や8年で行ったことを我々は、わずか43日間で達成した。そして、それは、まだ始まったばかりだ」
演説の冒頭、ヤジを飛ばした野党議員が議場から退場させられるなど、演説は波乱の幕開けとなりました。
演説のテーマは「アメリカンドリームの再生」で、「アメリカ第一主義」の下、大統領令を連発して推し進めている関税の引き上げや不法移民対策など、すでに多くの成果を挙げていると、トランプ氏はアピールしました。
また、「世界平和のための計画」を示すとしていて、ウクライナでの和平交渉を進める方針を強調するとともに、パレスチナ自治区ガザ地区での恒久的な停戦や人質の解放に向けた取り組みについても説明するとしています。
アメリカメディアは、トランプ氏が、この演説でウクライナとの鉱物資源をめぐる協定に合意したことを表明したい考えを示していると伝えていて、世界中が注目しています。