大船渡山林火災、発生から1週間 避難住民「強い雨を」鎮圧願う
平成以降、国内最大規模となる岩手県大船渡市の山林火災は被害がさらに拡大する中、発生から1週間を迎えました。中継です。
山林火災発生から初めての雨が降っています。雨が強まり、煙の勢いも幾分収まってきたように感じます。
発生から1週間。焼失面積は、5日午前6時現在、およそ2900ヘクタールで4日よりおよそ300ヘクタール広がり、現在もおよそ4600人に避難指示が出されています。
避難している人「強くなってもらいたい、雨が。そうすれば、だいぶ山も落ち着くと思う」「とにかく早く家に帰りたい。それだけ」
現場では、4日も住宅への延焼が確認されました。5日は悪天候のためヘリによる消火活動は行われておらず、地上から懸命の消火が続けられています。
雨は日中も降り続き、夜には雪になる見込みだということで、市民は一刻も早い鎮圧を願っています。