大船渡山林火災 住宅にも延焼…被害拡大 きょうで7日目
平成以降、国内最大規模となる岩手県大船渡市の山林火災は、4日火曜日で7日目となりますが、火は燃え広がり、住宅にも延焼するなど被害は拡大を続けています。
いまも燃え広がる大船渡市の山林火災。焼失面積は国内最大規模で、3日の午前6時現在、およそ2100ヘクタール。前の日よりおよそ300ヘクタール広がっています。
3日午前0時過ぎには、山林から突如噴き出した真っ赤な炎の様子が…。被害は拡大を続けていて、火の勢いはとどまる気配がありません。
自衛隊が上空から撮影した赤崎町外口地区の映像では、建物が燃えている様子も確認できます。
依然、被害が拡大している山林火災。少しずつ市街地の方向に広がる火の手に住民は…。
近くに住む人
「こっちに少しづつ(火が)近づいていますよね。祈るしかない。自衛隊のみなさんが消火しているから」
大船渡市の三陸町綾里の全域と、越喜来、赤崎町の一部のあわせて1896世帯4596人を対象に、避難指示が継続されています。