岩手県大船渡市の山林火災は発生7日目。被害がさらに拡大しています。

現場上空からは広い範囲で煙があがり、今も火が燃え広がっている状況が確認できます。焼失面積は4日午前6時現在、およそ2600ヘクタールで3日よりおよそ500ヘクタール広がりました。

4日朝からは、自衛隊のヘリコプター最大3機による上空からの消火活動が行われています。

いとこが市内赤崎町に住む男性「家は焼けたらしい。早く消えてほしい」

大船渡市内では、現在もおよそ4600人に避難指示が出されています。

盛岡地方気象台によりますと、5日は明け方から雨や雪が降り、沿岸南部は大雪になるところもある見込みで、現場では延焼を食い止めようと、懸命の消火活動が続いています。