NASAで働くエンジニアが母校で講演「やるべきことを地道に」 大館市・城南小学校
アメリカ航空宇宙局「NASA」の研究所で働く大館市出身のエンジニアが、先週、母校で講演し、児童に、夢を叶えるために必要なことを伝えました。
講演会は、大館市の城南小学校の創立150周年を記念して、今月21日に開かれました。
講師は、城南小の卒業生で、アメリカの「NASAジェット推進研究所(NASAJPL)」でエンジニアをしている、大丸拓郎さんです。
大学院生の時に見た、火星に着陸した惑星探査車のニュース映像をきっかけに、NASAで働くことを決意したという大丸さん。
人脈もない日本人が、「どうすればNASAで働くことができるのか」、壁にぶつかったといいます。
NASAジェット推進研究所 大丸拓郎さん
「日本人がNASAに入るみたいな、一見無理に思われる目標であっても、そこに至ることができるまでの具体的な方法を考えて、どんな環境にいたとしても、目の前にある自分のやるべきことに集中してがんばる、それを地道にやり続けることが大事だと思います。」
大丸さんは、夢を叶えるためには、「自分で考えて努力することを大切にしてほしい」と、母校の子どもたちに熱いエールを送りました。