大雪の影響で、大館駅と青森県の弘前駅の間で運転の見合わせが続いている奥羽線について、JRは11日土曜日に運転を再開する見通しだと発表しました。ただ、県内は9日から再び大雪になる恐れがあり、運転再開の見通しは変わる可能性があります。

JR秋田支社によりますと、奥羽線は大雪によって多くの木が倒れて線路をふさぐなどしたため、先月31日・大晦日の夜遅くから大館駅と青森の弘前駅の間で運転を見合わせています。

倒木の数が多く、運転再開のメドは立っていませんでしたが、JRは7日、今週土曜日、11日に始発から運転を再開する見通しだと発表しました。

被害状況の確認を進めた結果、伐採や除雪の作業などに数日必要なことがわかったということです。

今シーズン最も強い寒気が流れ込む影響で県内は9日から再び大雪になる恐れがあります。

JRは、運転再開の見通しは変わる場合があると説明しています。