石川県金沢市で「二十歳のつどい」能登半島地震の犠牲者に黙とう 能登の自治体では「成人の日」の記念行事はすべて中止に
元日に大きな地震が発生した県内では、金沢市などで20歳を迎える人を対象とした「二十歳のつどい」が開かれました。
金沢市内のホールに集まっていたのは、今年度、年齢が20歳となる城東地区の365人です。
■女性「普段は関東にいるので、ちょうど地震の日に帰ってきて、なんとかきょうを迎えられてよかったです」
■男性「(式典を)開催してよいのかという思いもありますけれど、仲間と会って、色々、今後の明るい話とかをして、乗り越えていこうと思っています」
■「黙とう」
開会前には、能登半島地震の犠牲者に対し、黙とうが捧げられました。
そして金沢市の村山卓市長は、祝辞の中で「被災された方々が日常を取り戻せるよう心を寄せてください」と呼びかけました。
県内では7日にほとんどの市や町で同様の記念行事が予定されていましたが、能登の自治体ではすべて中止となっています。